雪とローカル鉄道 その20(風林火山)

アルピコ交通で新島々まで往復してきて松本駅に戻ってきた。

今晩の宿は駅から南方面にあり、繁華街は駅の東、駅前に集中している。投宿して身軽になってから街へ繰り出すという手もあるけど、駅を出て信号を渡ればたくさんお店があるのだから、このまま行ってしまおうということになった。

風林火山

駅を出て向かったのは「風林火山」という居酒屋。楠君が予約してくれた。土日祝日は16時半から営業している。甲斐国ではないけど、川中島が信濃にあるからいいのかな?以前、長野で飲んだときに入った店は「飛騨」だった。細かいことは気にせず飲めということか。

店内の様子

店内の様子。

武田信玄

一升瓶でそのまま呑む豪快な武田信玄。

団子汁

突き出しの団子汁。コンソメ味。寒いところから入ったので体が温まる。

本日のおすすめ

本日のおすすめ。

日本酒メニュー

本日の日本酒。いろいろな銘柄がある。

冥利

本日のプレミア酒。半合で1,500円。たしかにプレミアだ。これだけお酒が充実しているのに頼んだのはビールだけだ。

信州豪華盛り

信州豪華盛り。馬刺しのロース、バラ、タンに信州サーモンとシナノユキマスを加えた信州ならではの5種盛りだ。どれも新鮮で美味しかった。馬刺しはいつもお目に掛からない部位があったので、他にもあるのならそれらの部位も食べたいと思った。

山賊焼き

で、この地方なら山賊焼き。ボリュームがあって食べ応えがある。中の肉は柔らかい。「これがこっちのか」と楠君。

山賊焼きは中信地方の名物で、名前に反して実は揚げ物だ。鶏のもも肉をニンニクや玉ねぎをきかせた醬油だれに浸けて、片栗粉にまぶして油で揚げる。居酒屋をはじめ飲食店で一般的に供され、家庭でも食される。もともとは塩尻の居酒屋「山賊」で考案されたものが広がった。

楠君には山賊焼きが長野にあることは伝えていたのだが、それは山口の岩国にも山賊焼きがあるからだ。こちらは肉は鶏のもも肉で同じだけど、骨付き丸ごと1本をニンニク風味の照り焼きたれに絡めて炙り焼きにしたもので、焼いているので香ばしい。どちらも美味しい。

照明のせいで全体に暗い画像ですみません。

店舗情報です。

  • 風林火山 松本本店
  • 住所:長野県松本市中央1-3-1
  • 電話番号:0263-35-7872
  • 営業時間:火~木 17:00~22:30、金 17:00~23:30 土 16:30~23:30 日祝 16:30~22:30
  • 定休日:月

営業時間が日によってさまざまだ。お客さんはともかく従業員は慣れないうちは大変そう。あと、注意すべきはこの店では2時間という制限時間が設けられている点だ。ちょっと落ちかなかったので、私たちはこれ以上注文はせず18時頃店を後にした。

今回はこんなところで。