雪とローカル鉄道 その38(中津川~恵那)

中津川では10時51分発の名古屋行き快速まで23分の待ち合わせだ。

なんせ側線が多い。これは名古屋方面。

こちらは松本方面。

古めかしくて狭めの地下通路。

珍しい石の階段。

栗きんとんの看板。

名所案内。

「是より北 木曽路」これは1979(昭和54)年に中津川駅舎の改築が完成した際の記念碑。

南天の木。

これがこれから乗る名古屋行き。315系の8両編成だ。残念なのはオールロングシートな点。

改札を出てみる。これが駅舎。
中津川は1902(明治35)年に多治見-中津川間の開業時に終着駅として誕生。相対1、島式1の2面3線のホームを持つ。また、広大な構内には多数の側線があり、かつては中津川機関区が置かれていたこともあって鉄道全盛時代の様子を今に伝える。この側線の多さは普通列車はここ中津川で系統が分割され、すべて当駅止まりになり、また夜間停泊も設定されているから必要な設備なのだろう。もし必要がないのなら、このご時世剥がされているに違いない。中央本線以外には1924(大正13)年に北恵那鉄道が開業、1978(昭和53)年まで存続した。また、国鉄としては飯田線の飯田とこの駅とを結ぶ中津川線の計画があったけど、これは実現しなかった。

駅前にあった栗きんとん発祥の地の碑。地下通路に看板広告があったけど、ここが発祥なのは初めて知った。

駅前の庭。きれいに整備されている。

駅舎内にはコンビニもあるが、気のなるのがやっぱり駅そばだ。屋号は名所案内にあった根の上高原から取っているようだ。

この喫茶店も入りたくなる。

発車10分前になったので、改札を通る。駅そばは改札内でも食べられるのが嬉しい。楠君はそばを食べたというので、それにつられて私も食べることにした。

昼食のこともあるのでかけそばにした。麺はコシがあり、出汁は見た目の濃さとは違ってあっさりしていた。大にしてもよかったかなとちょっと後悔する。まぁ、時間もないのでこれでよしとしよう。発車3分前に列車に戻って、落ち着いたと思ったら時間が来て発車。

間もなく中津川を渡る。
車窓風景が青っぽい。これは写真を加工したわけではなく、315系で採用された赤外線、紫外線を99%カットする複層UVカットガラスを使っているためで、ブラインドも不要となっている。

美乃坂本に着く。

ホームの向こうにコンクリートの足が見える。

高速道路でも建設しているのかと思ったら、

リニア中央新幹線の岐阜県駅(仮称)の建設現場であった。ここに駅ができると経済効果はどのくらいなのだろう。どのようなルートを走るのか何も知らないのでびっくりした。

中津川行きの快速とすれ違うと池を通る。

上下線が付かず離れずで走って阿木川を渡ると、

側線が現れて、

恵那に着いた。私たちはここで降りる。
ここで少し時間があるので散策でもしようと思う。今回はこんなところで。







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません