史跡高松城跡 その3

2022年5月29日

艮櫓

桜ノ馬場を抜けて現れるのは、艮櫓(うしとらやぐら)だ。今日は中に入ることができる。ここにはもともと太鼓櫓があり、艮櫓は東の丸にあった。艮すなわち城の北東に置かれていたわけだ。東の丸は今の県民ホールにあたり、元からあるのか復元なのか分からないけどそこには石垣がある。それを昭和40年に当時の所有者であった国鉄から譲渡されて、この位置に移築復元したのだそうだ。壊されなくてよかったと思う。

料金表

下足場にあったのだが、いつのものだろう。大人と小人が同額!

柱と梁

一番上に上ってみる。太い柱と梁。

桜ノ馬場と天守台。

升形と竜櫓

升形と竜櫓跡。向こうは月見櫓と北の丸跡。

艮櫓からことでん

桜ノ馬場から見たのより当然目線が高い。

升形。石が大きい。自販機の向こうを右に折れると門がある。

升形

反対側から見た枡形。

埋門

枡形の中にある埋門(うずみもん)。石垣の中に造られた門で全国的にも現存するのは珍しいという。

旭橋と旭門

旭橋と旭門。城主が松平になってから様々な改修が行われ、北の丸、東の丸が新造されたのを機に、城の南にあった大手門をこちらに移設したという。左に玉藻公園駐車場があるのだが、ここは下馬所で、登城する人はここで馬から降りて入城していた。本来ならこちらから入って周るべきであった。城外に出てしまったけど、今日は無料開放日なので再入城しても問題ない。

艮櫓とことでん

旭橋から撮った艮櫓の脇を走る電車。この写真もいいけど、電車の向こうの道路から櫓をバックに電車を撮るのが定番。

中堀から北の丸跡

これも旭橋から。中堀と北の丸跡をのぞむ。

門扉に貼ってあった「ブラタモリ」のポスター。なかなか面白かったです。いずれ栗林公園のことも書きます。

今回はこんなところで。