26夏旅 その5(東岡山~備前片上)

6時05分、東岡山を出る。

山陽本線と分かれると田んぼが広がる。

大多羅(おおだら)ではけっこう乗ってくる?このあと、6時17分に上り列車が来るので、その乗客もいそう。大多羅は棒線駅なので上り下り両方の乗客が同じホームで待つことになるから、大勢乗ってくるように見える。

少し高いところにあった大多羅を出て地上に戻るとまた田んぼの中を走る。

砂川を渡る。並走している高架は国道2号だ。

西大寺のホームに入る。赤穂線は新幹線岡山開業まで急行が走っていて、その停車駅だった西大寺は構内も広い。向こうのホームの上屋の形状がY字になっているのは元島式、もしくは奥側は貨物ホームだったと思われる。今は駐輪場になっているので、面影があるのかどうか。こちらのホームは島式になっており、2面3線に側線が1本という構造になっている。

大多羅で待っていた人の大半はこちらではなく、あちらの岡山行きに乗ろうとしているのではなかろうか。

昔の主要駅らしい重厚感がある。上下ともに6時14分発。

吉井川を渡る。

間もなく吉井川の支流・千田川を渡る。千田川も一級河川で、前回から旭川、百間川、吉井川と一級河川ばかりだ。

大富(おおどみ)の待合室は改装中。

ホームの背後は田んぼが広がる。空にはうろこ雲。

田んぼの向こうの山は大雄山。

邑久(おく)に着く。合併前の邑久町、今は瀬戸内市の中心駅なのに棒線駅。駅前に広いロータリーがあるのに棒線駅。貨物も荷物も扱っていたのに信じられない。

邑久を出ると再び千田川を渡る。背後の山は甲山。

長船に着く。長船は日本刀の生産で有名なところで、備前長船刀剣博物館や備前おさふね刀剣の里といった日本刀を紹介する施設もある。長船派は日本刀の最大流派である。西大寺以来、久しぶりの交換可能駅だ。

昨年夏に乗った「ラ・マル・ボア」は赤穂線にも乗り入れる。

駅舎はホームの端にあったが、跨線橋はホームの真ん中にあった。

つづく香登(かがと)は棒線駅に戻る。香登は2年前に乗ったときに降りている。NHKの「ドキュメント72時間」の聖地巡礼?で近くの大阪屋で昼食を摂ったのだ。そのときの模様はこちら。駅から徒歩1、2分という近さにあるのに駅からは意外と見えない。

香登からはしばらく新幹線と並走する。手前の道路は国道2号、正面に見える山は大内山。

医王山をバックに大ヶ池の上を走る新幹線。このようにいくつかの区間で並走したけど、一度もすれ違いや追い抜かれはなかった。

けっこう広い構内を持つ伊部(いんべ)に着く。構内が広いのは貨物を取り扱っていた頃には備前焼や耐火煉瓦を多く出荷していた名残りだろう。

下り方は元島式ホーム。幅が広い。備前焼まつりが行われるからだろうか?

待っていたのは播州赤穂発新見行き普通列車だった。赤穂線、山陽本線、伯備線と3線またがるユニークな列車だ。

岡山経由の文字も入っている。こういう複数線区を直通する列車や3つも4つも都府県をまたぐ列車にも乗ってみたいと思う。

正面の富士山のような形の山は富田松山。いかにも備前富士なんて呼ばれてそうなのだが、調べてみたけど、そういうのはなかった。

街を見下ろす西片上に着く。向こうには岡山県立備前緑陽高校と備前市立片上高校が並んでいる。高校が2高もあるので、ここに着くとまとまった乗り降りがある。駅前は国道2号が並走していて車の往来が激しい。

ちょっと道路が複雑に絡んでいるが、正面の道路が同和鉱業片上鉄道線の跡と思われる。これが片上港まで延びていた。この鉄道には学生の頃に一度だけ、廃止直前に乗ったことがある。ディーゼルカーと機関車牽引の客車列車があり、もっと早くに乗っていればよかったと後悔したものである。

宮山トンネルを抜けると備前市役所と富田松山が見える。

備前市営バスがずらりと並ぶ。

6時39分、備前片上に着く。相対ホーム2つの2面2線の構造を持つ。この駅も元急行停車駅だっただけに赤穂線内では大きめの駅だ。
ここ備前片上が東岡山-播州赤穂間の時間的な中間地点になるけど、つづきは次回だ。今回はこんなところで。







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