26夏旅
7月24日の「湯田温泉を歩く」で、先日旅に出かけたことを書いた。近々、このことについて投稿していきます。

今回は海の日の3連休(7月18~20日)で、仕様の改悪で名高い青春18きっぷの3日間用を使って千葉県へ行ってきた。目的は来春に末端区間が廃止される久留里線に乗ることにある。学生時代にJRを完乗し、今でも「ほぼ」完乗状態なので、久留里線には乗ったことがある。が、それは学生時代の1991もしくは1992(平成3、4)年のことなので、35年ほど前の話になる。お前、覚えているのか?と言われると、もちろん覚えていない。ただ、終点の上総亀山駅は駅舎や車止めなどは何となく覚えている。
ところで、拙作の紀行文では時折りローカル線との再会を描いている。一度完乗しているんだから、全国どこへ乗りに出掛けてもすべて再会になるじゃないかとツッコまれそうだが、初乗り以来とかずいぶんご無沙汰の路線が多いので行程に組み入れているのだ。初めて乗ってから乗ったことがない路線が全国至る所にある。久留里線もそんな路線の一つだ。廃止になるから乗りに行こう…そんなときにしか乗りに行かないから廃止になるんですね。

で、こういう追悼旅行で感じるのはたいていただ乗るだけの人が多いことだ。今回乗る久留里線は行き止まりのいわゆる盲腸線だ。終点に到着した列車は10分か15分すると折り返し戻っていく。その列車の動きに合わせてわずかしか滞在しない人のなんと多いことか。なんとももったいない。途中駅の観光が難しければ、せめて終点くらいは観光すればいいのにと思う。まぁ車窓風景を眺めるだけでも楽しいといえば楽しいんですが、時間がないのかもしれないし、観光に興味がないのかもしれない。それぞれに事情があるだろうから無理強いはしなし、今回の久留里線だと次の列車まで数時間ないということもあるので仕方のない面もある。当方としてはゆっくり落ち着いて観光ができるのでありがたいことだと思っている。そこら辺中に私も含めた葬式鉄であふれかえってしまうとげんなりする。かく言う私も乗り始めての最初期の何年かはただ乗るだけの人だった。一刻も早く完乗してしまいたいので、盲腸線なら折り返し列車でとんぼ返りし、レールが繋がっていれば、どんどん先へ進んでは次の路線を目指すといったことを繰り返していたものだ。これでは各線の印象など残りようがない。完乗して以降は観光も織り交ぜるようになって現在に至っている。

今回は思いっきり堪能するために丸一日を久留里線に充てることにした。そのために前乗りで木更津まで行き、翌朝の一番列車でスタートし、暗くなるまで久留里線を往復したり、気になる駅で降りたりを繰り返す行程を組んだ。久留里線の車内では一切座らず、右や左に移動して景色を楽しんだ。
さて、今回の千葉行き、実は5月のゴールデンウィークで予定していた。そのときは小湊鐡道といずみ鐡道も合わせて乗ってしまおうという計画だった。もちろん、それぞれ1日ずつ充てることにしていた。が、去年から不通になっているいずみ鐡道が5月までに復旧していなかったので、3線まとめては断念して、今回目の前の一部廃止が決まっている久留里線だけ乗ることにした。

今回の旅は久留里線が目的とはいえ、それだけでは面白くない。この高松からの鈍行往復も10年ぶりで、それ自体も楽しみであったが、まだ物足りない。行きこそ一目散に千葉を目指す必要があったから寄り道などしなかったが、最終日は遊びを入れた。それはそのときが来てのお楽しみ。
そんな旅をこれからブログに投稿していこうとしているわけだが、3日間朝から晩まで乗りまくっている今回の行程、ただでさえ長丁場になるのが目に見えているのに、私が書く記事1回分で進む距離が近頃はほんの10キロ、20キロに留まることが多い。そんなペースだと最終回まで何回かかるのか?昨春の「気ままな旅」は5日間の行程で76回だったが、今回はそれを超えそうな予感がする。となると、久留里線を楽しみにしている方にとっては「いつ久留里線をやってくれるのか」と気が付けば冬で始発だとまだ真っ暗で、夕方の列車ももう1本早いのに乗らないと帰りも暗いということになりかねない。それはまずい。
ということで、時系列にやっていてはとんでもないことになりそうなので、まず久留里線を先に書きます。それから前後の往復を書いていきます。久留里線以外は逃げないですからね。行ったり来たりで迷い道に入り込みそうですが、ご容赦のほどお願いいたします。
基本的に列車で移動中はgoproで動画撮影、列車から降りての散策はデジカメもしくはスマホでの写真撮影となっています。動画の撮影時間が合計25時間ほどになっていて相変わらず尋常じゃないなと苦笑しております。その分、写真は少ないです。動画の切り抜きがこれまで以上に大変そうで、細かくやっていればホント最終回まで何回かかるか分かりません。さながら大河ブログです。

いくら青春18きっぷの旅とはいえ、高松関東の鈍行往復は普通の人はやりませんよね。だから、同好の志である目黒君や楠君すら誘うことはない。誘えば話に乗ってくるのかもしれないけど、こんな旅を積極的には誘えない。のちのち、東京までの行程を書くのでお分かりいただけるかと思う。
そんなわけで、久留里線から始めます。今回はこんなところで。






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