四国小回り その17
貞光を出た「藍よしのがわトロッコ」は阿波池田に向けてラストスパートをかける。といっても、そこはトロッコなのでのんびりしたものだ。
トロッコ車の前のほうにこんな人形があった。地元の人が作ったのだろう。地元の人と言えば、沿線で手を振る人がけっこういた。列車が通る時間に合わせて集まる年配の方々もいれば、通りすがりの人、農作業をしている人など様々だ。トロッコ列車はみんなに愛されているのが分かる。
12時24分頃、阿波半田を通過する。簡易駅舎になっている。もともと島式ホームで、今もそのままの状態で使っているのだけど、レールの片方が撤去されていて単式ホームと化している。真ん中の柱の向こうに簡易駅舎があるけど、ちょうど隠れてしまった。
吉野川の支流の半田川。ちょっと太めの半田素麵はここで生まれた。
穴吹から吉野川と並走している。
12時33分頃、広くなって江口を通過する。島式ホームの1面2線の駅でゆったりした印象の駅だ。
濃い緑と淡い緑がまだら模様になった山々。5月になるとあちこちの山で見られる新緑の風景。
阿波加茂。島式ホーム1つの1面2線の駅で、上下線のそれぞれから側線が出ている。
阿波加茂の駅舎。きれいな建物だ。駅舎とホームの間は跨線橋で結ばれている。駅前には店舗が並び、街を形成している。12時40分発。
のどかな車窓風景の中を走る。12時50分頃、辻通過。
12時52分頃、右から土讃線のレールが寄り添ってきて佃通過。徳島線はここまでだ。
土讃線に入り、阿波池田を目指す。吉野川が離れていき、池田の街が見えてくる。
レールがいくつも現れた。奥には保線用の車両も見える。
ホームも見えて、
12時59分、阿波池田着。これにてトロッコ列車の旅は終了だ。
阿波池田ではちょっと待ち時間があるので、一旦改札を出ようと思う。今回はこんなところで。
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