惜別 富良野-新得 その6
ここからは鉄道での移動となる。残念ながらこれ以上は乗客も増えそうにないから少なくとも富良野までは1両でも大丈夫そうだ。

東鹿越を出た列車は引き続き右にかなやま湖を見ながら走る。

かなやま湖を渡る。

次の金山に着く。左に見えるボードは積雪量を測るためのもののようだ。

石とコンクリートを使ってしっかり造られたホーム。

滝川方面の配線。

駅舎。東鹿越や幾寅と同じような造りをしている。駅舎の横には必ずと言っていいほど国鉄コンテナが置かれてある。

金山を出るとすぐ空知川を渡り、

5分ほどするとレールが見えてきて、

下金山に着いた。

駅舎。島式ホームだけど、写真奥ののりばは使っておらず、実質棒線駅になっている。それなのに構内は広々としている。駅舎とホームは構内踏切で結んでいる分、開放的だ。貨物を取り扱っていたか否かで構内の広さも変ってくるのだろう。

昨秋のときは撤去されていなかったけど、2011年に通ったときは貨物ホームらしきものが見えた。

基本的に空知川に沿っているので見ていて飽きない。

右に十勝山地が遠くに見え、

左に夕張山地の山々が鎮座する。こうしてみると、北海道の懐の深さを感じる。

山部に着く。かつての列車編成増強のために延長された板張りのホームが傷んでいる。

山部の駅名標。こちらは金山で見たのと同様に昔ながらのホームでしっかりしている。この駅も構内踏切で渡ることになっているのが分かる。

レンガ造りのランプ小屋が残っている。

駅舎。オシャレな外観だ。かつては急行のちに快速に格下げなった「狩勝」は山部に停車していたという。

稲刈りが終わった田んぼ。これから長い冬が始まる。

何度でも空知川。

忽然と現れるコンテナ群。でも、貨物とは何も関係がないらしい。

錆びた側線が悲哀を感じる。

続いては布部。この辺はだいたい同じような造りの駅がよく見られる。次はもう富良野だ。

畑が広がる。

向こうに見えるのは、富良野岳か十勝岳といったところだろうか。

やがて、構内に入って、

自由通路?はユニークな形をしている。ツリーハウスをイメージしているのだろうか?

新得からバスと列車に乗りながら約2時間で富良野に着いた。奥に見えるのは特急「フラノラベンダーエクスプレス」だ。
これで廃止区間は終わりですが、せっかくなので次回は富良野駅の様子も載せましょう。今回はこんなところで。
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