下松発下松行き その16

岩徳線より短い路線なのに岩徳線より多い回数を使って終点の錦町に着いた。

では、錦町駅を見ていこう。いいですね、こういう手書き感。

驚いたのが、入線するホームの目の前にもう1両車両が停まっていたことだ。もちろん、ぶつかることはないというのは分かっているけど、びっくりした。ただ、この模様は後方展望では撮れていないのでホームに下りて撮りました。これは乗ってきた「ひだまり号」。乗客の関心は向こうの車両に集まっている。

それがこれ。JR東日本は烏山線で活躍していたキハ40を塗装そのままで譲渡された車両だ。貴重な車両だけに人気がある。「清流みはらし号」という団体列車だ。ツアーのワッペンを付けた人が車両を出入りしている。ということで、私が乗ってきた「ひだまり号」はいそいそとホームを離れ、側線へと引き上げていった。そして、時間が来て「清流みはらし号」が発車していく。

岩国方面。たった今通ってきた柳瀬トンネルが見える。

錦町駅の掲示板もたくさんの情報であふれている。

全駅にあった木の駅名標。

かつては錦町、今は合併して岩国市。なので、この駅でも岩国のお酒を買えるようになった。

駅周辺の案内図。飲食店の情報もある。次の列車まで1時間半あるし、時間もちょうどいいので、どこかで食べるつもりでいる。

こちらは駅からちょっと離れたエリアの情報。こういうのがあるのはありがたい。

腕木式信号。「夢しるべ」と名付けられている。

こういう想いで名付けられているんですね。

「清流みはらし号」が去った後のホーム。車庫には青い車体の「せせらぎ号」が休んでいる。ホームの先は本来なら行き止まりではなく山口線の日原へと続くはずだった。

ホームの待合室はロッジのよう。で、なかなか広い。

掲示板と待合室の間の階段を下りて改札を出る。が、あろうことか駅舎内の写真は撮っておらず、売店にあった日本酒コーナーにあったお酒だけ撮っていた。他にも錦川鉄道のグッズなどがあったのにもったいない。まぁ、また行けばいい。

錦町の駅舎。木造のとんがり屋根はおとぎ話に出てきそうな雰囲気。隣の建物はピッツァの店だ。それまでのカレー店に代わって今年の2月にオープンしたようだ。

次回は駅周辺を歩いてみよう。今回はこんなところで。