どこへ乗りに行こうか 関東編

2022年5月28日

関東。ほぼ観光をしていない地域で、そういう行程を組んだことがない。北海道や九州などは考えに考え抜いてどこへ行こうか行程を組むものだが、関東は東京を筆頭に通過するばかりで、失礼ながら線路があるから通っているといった感じにすぎない。本当にごめんなさい。今回の記事は乗りたい鉄道ですから観光は関係ないですが…。

JR線でいうと、学生時代の初乗り以来乗っていない路線の多いこと。東京から延びる東海道本線、中央本線、はこの10年の間に乗ってきたけど、高崎線は平成22年秋の「あけぼのと岬めぐり」で利用しているけど、寝台特急「あけぼの」に乗っているので景色が見られておらず、昼間に乗ったのは学生時代が最後、東北本線上野口は20年前の「雪中列車」が最後である。支線はほぼ乗っていない。これではそのときの印象を問われてもまったく答えられない。

そういうわけで、関東地方のJR線は全部乗りたい。北からいうと東北と跨るけど、水郡線。あとは烏山線、日光線、水戸線、両毛線、房総半島の全線、青梅線、五日市線、八高線、御殿場線は特に乗りたい。高崎線は8年前の「冬は休業、春には廃業」で乗りそこなっているし、東北本線も20年も経っているので、ローカル線ではないけど、乗りたいと思う。

私鉄はどうだろう。乗ったことのある私鉄はというと、平成12年春の「雪どけのアルプスと潮香る君ヶ浜」の銚子電鉄と平成14年冬、上野から東北本線に最後に乗った「雪中列車」での鹿島臨海鉄道がある。あとは学生時代に当時関東の大学に通っていた友達の家にお邪魔した時に利用したくらいしかないのだけど、今となってはどの私鉄の何線に乗ったのすら覚えていない。もう30年近くも前のことだから仕方がない。

銚子電鉄、鹿島臨海鉄道は再度乗るとして、他にぜひ乗りたい路線は第3セクターの真岡鐡道、わたらせ渓谷鐡道、いすみ鉄道。そして、いすみ鉄道に乗れば、小湊鉄道はセットで乗りたい。私鉄だと小湊鐡道の他にひたちなか海浜鉄道、関東鉄道、秩父鉄道といったところか。もちろん、他の首都圏を走る私鉄も全線乗ってJRとの違いを味わってみたいというのもあるし、小田急小田原線や東武日光線、西武池袋線から秩父線、つくばエクスプレスなどの首都圏から郊外へ向かう車窓の変化も楽しみたい。

ところで、関東のJR線は特に首都圏で普通列車にグリーン車を連結している列車が多い。座席の確保のために利用する人も多いだろう。私などは乗る機会があれば、2階席からの眺望を楽しむのとロングシートを嫌っているのとで使っている。今は東海道本線、東北本線、総武本線、横須賀線、常磐線、高崎線での連結だが、2年後には中央本線にも導入される。中央本線にまだ連結されていないのが不思議なくらいだが、こういうサービス向上は利用客にとっては嬉しい限りだ。

2年も旅に出ていないと、その間に乗りたい路線が増えてしまった。なんなら日本全国の鉄道に全部乗りたいとすら思う。コロナで鉄道自体がどうなるか分からなくなってきているので、JRや私鉄の区別なく何でも乗りたいという気持ちが強くなったのだ。だから、首都圏の私鉄もできる限り乗っておきたい。

今回はこんなところで。