惜別 富良野-新得 その5
東鹿越ではバスから鉄道へ乗り換えとなるので少し時間がある。そのわずかな時間を利用して写真を撮る。
駅舎内の様子。左端のカウンターがあるとことが窓口の跡っぽい。今は板で埋められている。
東鹿越時刻表。上下4本ずつでは廃止もやむ無しか。赤字で書かれてある「当面の間」というのが空しい。
東鹿越からの運賃表。
ひがししかごえ。
今度は逆にホームから駅舎をのぞむ。私が乗ってきたバスと同じくらいの数の人が新得行きのバスを待つ。
これは2011(平成23)年の写真。落合同様、変わりはない。
ホームから富良野方面。
駅名標。どれももうすぐなくなると思うと寂しい。
ホーロー駅名標。この旅で思ったのは以前は駅名の下に当たり前のようにあったサッポロビールの広告が減ったことだ。全くなくなったわけではないけど、ほとんどの駅で見られなかった。
13年前の駅名標。この頃はサッポロビールの広告は健在だ。
これから乗る滝川行きのキハ40。普段なら1両でもいいかもしれないけど、廃止前の状況を考えると休日は増結してほしい。ワンマン表示は窓のどこか邪魔にならない場所に掲示して、せめて行先を掲載してほしい。文句ばっかり。
新得方面。正面に見えるのは二ノ山?
草に埋もれた側線。
13年前の側線。富良野方面から駅に入線する際に撮ったもの。これも変化はなさそう。
駅舎と列車。島式ホームの1面2線だけど、上下線でのりばが微妙にずれている。
ホームにある大きな石は石灰石…と書いてますね。東鹿越は近くの山で採れる石灰石の搬出、輸送を担うために信号場を設けたのが始まりで、その後、仮乗降場も兼ねるようになり、1946(昭和21)年に駅に昇格している。石灰石搬出のための鉱山からの専用線も敷かれた。
駅舎とホームは構内踏切で結ばれている。バスを待っていた人はみんな乗ったようだ。
車内の様子。標準的なセミクロスシート車だ。これだけボックスシートがあるのに乗り込むのが遅かったので、ロングシートに甘んじる。こうしてみると1両でも十分な人数だ。でも、これが廃止に近づくにつれてだんだん乗客も増えて1両では賄えなくなるのだろう。
15時12分、定刻に発車。滞在はわずか8分であった。これから滝川まで1時間45分の旅が始まるけど、本編では富良野までのリポートとします。今回はこんなところで。
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