はじめての相撲観戦 その1

私が大相撲を見るようになったのは1981(昭和56)年初場所、のちに大横綱となる当時関脇だった千代の富士が初優勝した場所だ。以来、今場所で258場所、ちょうど43年になる。

そんな大好きな相撲なのに見るのはいつもテレビだ。が、ここ数年、楠君や目黒君と本場所を見に行こうと話をするようになった。で、11月16日の土曜日、大相撲九州場所7日目についに相撲観戦が実現した。ただ、楠君、目黒君と3人で行く予定だったのだけど、楠君は仕事の都合で行けなくなった。残念だけど、仕方がない。

チケットはネットでの抽選ということで目黒君と示し合わせて各々取ることにして取れたらいいねと話していた。期日までに手続きを済ませて、抽選結果を待つ。すると、私が希望を出していたらくらく2人マス席というのが取れた。目黒君も驚いた様子で、じゃあ行こうかとなった。目黒君も相撲観戦は初めてだそうだ。

当日。博多往復とはいえ、せっかくなので、JR完乗旅も兼ねようと思って、例によって朝一番4時35分発の快速「マリンライナー2号」で出て、岡山からは6時10分発の「こだま831号」でのんびり博多まで行くつもりだった。しかし、起きたのは6時08分であった。仕方なく、「マリンライナー8号」、「のぞみ271号」の乗り継ぎに変更して、博多には9時39分に着いた。当初の「こだま831号」だと8時42分着ということを考えると、1時間差まで詰めることができたのだからよしとしなければならない。

ただ、博多で目黒君と合流してから朝食の博多うどんを食べたり、見る場所が土俵から遠いといけないからと家電量販店でオペラグラスを買ったりしたので、会場に着いたのは結局お昼前、会場入りしたのは12時であった。

福岡国際センター

博多駅前からバスに乗って15分ほどで福岡国際センターに着く。

力士幟

力士幟の数に圧倒される。

力士幟

これを見ると興奮しますよ。手前にあるテントは九州物産展のもの。

会場を正面より

中央に櫓太鼓が見える。

会場入り口

壮観です。

板番付

中に入ってまず目にするのは今場所の板番付。紙の番付は持っているけど、これは初めて実物を見る。ここでチケットを見せるのだが、受付は元隆三杉の常磐山親方であった。

会場はまだまだら

会場の様子。三段目の相撲の時間なので、この通り観客席もまばら。でも、熱心な人は序の口の取組から見ている。私もそうしたかった。ちなみに序の口の取組は9時半ころからのスタートだそうで、予定の新幹線で到着して直行していれば、見ることは可能だった。でも、うどんだオペラグラスだといっていたので、それはやっぱり無理だったようだ。とすれば、前乗りが間違いなさそうである。次の機会があればそうしよう。

この場所は向正面の東にあたる。上の写真の右下角から斜めに土俵方面にのびる柵があって突き当りになっている。その真下が花道だ。私はてっきり柵の先端部分の席だとばかり思っていた。だから、力士の行き交う姿が見られるとつい期待をしてしまった。力士に触れることはできないけど、カメラが引けば映るところにはいる?だた、12列目なので、カメラが引いても見えているかどうか。仮に映っていても私や目黒君だと確認できるレベルかどうか。遠くもなければ、近いわけでもないという位置かな?

らくらく2人マス席

既に上の写真でも写っていてお分かりだろうけど、ここが私たちが座ったらくらく2人マス席。4人利用のところを名前の通り2人で使用するから「らくらく」となっている。

入場したときにもらったのがこれ。幕下上位からの星取表と

裏を返すと今日の全取組。

それからパノラマ新聞。横綱大関と九州出身力士が並んでいた。

オペラグラス

これが買ってきたオペラグラス。8倍のもので、力士の表情がちゃんと見られた。

正面放送席

NHKの放送席。誰かいるようだけど、まだ暗い。

向正面解説席

こちらは向正面の解説席。もちろん、こちらにも解説者はいない。

協議中

物言いがついて勝負審判が土俵にあがって協議している。これはちょっと長かった。

今回はこんなところで。