広島日帰り その3

スカイレールを乗り終えたので、次の目的地である広島へ向かう。目的というほどのものでもないのだけど、お昼にお好み焼きを食べようと思う。

これから乗るのは10時53分発の岩国行き普通列車だ。あ、ちなみに瀬野に着いたのは9時05分でした。「その1」で書くのを忘れていました。ということは、瀬野で2時間近くいたことになる。

今回のようにスカイレールと広島へ日帰りということしか決めていなければ、1か所の滞在時間も知らず知らずのうちに長くなり、それがどんどん後へ押していき、家を出たときは夕方に戻ればと言っておきながら結局は夜に帰宅するということは私にはよくあることだ。それに明日も休みなので、なおさらだ。今回はこうして列車で動いているけど、これが車だったら押しまくって夜の帰宅は確実になる。まぁ、それもまたよい。

227系

話をもとに戻そう。やって来たのは227系の6両編成だ。写真では6両と分かりにくいし、私も覚えていないのだけど、撮影しておいた駅の時刻表によると6両とあるからそうなのだろう。逆光で変に白っぽくなってすみません。

227系には初めて乗る。2015(平成27)年、広島管内を走る旧国鉄の113系や115系などの置き換え用として誕生した近郊型電車だ。顔からも分かるように関西圏で新快速などで走る225系をベースにしている。でも、12両編成もの長さは必要ないので2両ないし3両で1つの単位となって、それを組み合わせて運用している。最近では岡山地区でも広島の赤に対してピンクのラインを巻き、「Urara(うらら)」として走るようになった。こうして徐々に勢力を拡大しているので国鉄型に乗るなら今のうちだ。

瀬野辺りだと広島も近く、けっこう乗客も増えていて座れなかった。通路側に座ってもよかったけど、それでは両サイドとも撮れなくなるので先頭車の右側に立つ。かぶりつきとまでもはいかないけど、前面の眺望が楽しめる。ただ、残念なことに車掌か運転士の指導員か右側に立っていてそこから前面を見ることができない。仕方ないので正面に立つ。

瀬野駅構内

右手に見える上下線の間にある建造物はかつての機関車の待機線だったところだ。

直線区間

直線に入る。分かりづらいけど、左手の運転席の間からチラッと瀬野川が見える。

山陽新幹線と直交

安芸中野を過ぎ、正面から上り列車がやってくる。僚友の227系だ。そして、頭上には山陽新幹線。

海田市

ちょっと大きめの駅に着く。

海田市駅名標

海田市だ。ここで呉線と合流する。

複雑な配線

ここから線路が入り乱れる。すみません、ここから何枚かは手前にある車両のドアにピントが合っていてぼやけた写真になっています。

オーバークロス

先ほどの写真で左に上がった線路が我々の上を走り、跨いでいく。

227系

この辺は運転頻度が高い上に呉線の列車も加わるから行き違いも多い。

側線跡?

右手には広いスペースが広がる。以前は側線がたくさんあったのだろうけど、まるで覚えていない。

向洋駅

そして、向洋に着く。跨線橋があんなに向こうなのにもうホームがある。

天神川駅

次の天神川では右手にEF210や227系が見える。

コンテナ群

広島へむけてラストスパート。右にはコンテナ群、左手にはマツダスタジアムが見える。

広島駅名標

11時13分、20分ほどで広島に到着。ちょっと前までは隣の駅は天神川ではなく向洋、新白島ではなく横川だったのに…そういえば、広島に降り立つのは何年ぶりだろうか。

今回はこんなところで。