こんぴらさんへ行ってきた その9
奥社で15分ほど休憩する。もう9時半を回っている。本当ならもう金陵の郷にいる予定の時間なのにいつもながらのんびりしたものだ。
では、戻るとしよう。
こうしてみると、本宮と奥社は石段というより坂道が続いているのが分かる。
石段よりこのほうが上りやすいかもしれない。
白峰神社に戻る。こちらから撮ると奥の本殿もいい具合に入る。
神職の方が前を行く。
本宮に戻る。10時ともなるともうこれだけの人がお参りしている。ここから旭社までは上り下りでルートが違う。この向こうに下り口がある。
本宮から三穂津姫社(みほつひめのやしろ)へと延びる南渡殿(わたどの)。
渡った先にあるのが三穂津姫社。本宮の祭神である大物主神の妃の三穂津姫神だ。本宮のミニ版といった趣きだ。
本宮の前にそびえる大楠。金陵の銘柄のひとつにもなっている。空とのコントラストが鮮やか。
金刀比羅宮社務所。金刀比羅クラスともなるとけっこう大きい。
ここでショックだったのが絵馬堂がなくなっていたことだ。残された石の台座の上にベンチが並んでいるだけで「更地」になっていた。別に中央にいるおじさんを撮ったわけではない。
これが6年前に訪れたときに撮った在りし日の絵馬堂。
その旧絵馬堂の奥にあるのが緑黛殿(りょくたいでん)。2枚前にも写っていますね。催し物などを行う参集殿と神事のときに神官が身を清めるために参籠する斎館を持つ。20年ほど前に建てられたそうだけど、ここだけ近代的でまだ周辺に馴染んでおらず、浮いた感じに見える。
三穂津姫社の向かいには御炊舎(みかしきしゃ)がある。ここでお供え物を作る。神饌殿と同じ?
その隣には嚴島神社。これは「いちきしま」と読む。祭神は宮島と同じ素戔嗚尊(すさのをのみこと)の娘の市寸嶋姫尊(いちきしまひめのみこと)でいわゆる弁天様だ。なので、音楽や福徳の神として崇められる。
緑黛殿の展望所から見た阿讃山脈。
ここのイチョウもきれいに色づいている。
ここにも神馬。あらためて見ると、あちこちにいるものだ。
ここから下ります。これは本宮への最後の石段・御前四段坂が狭いこともあるのだろう。こちらも広くはない。
再び石段。
下から見るとけっこう急だ。気を付けて下りないと危険だ。
で、角を折れて見えてきたのが…
旭社だ。ここからは行きと同じ石段を下りていく。
小豆島のマルキン醤油の缶が積まれている。アルファベットで書かれていると醬油というよりエンジンオイルの缶に見えてしまう。
ここから先はルートがダブるのでもう終わってもいいのだけど、もうちょっと続けましょう。今回はこんなところで。
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