下松発下松行き その13
行波を出てしばらく行くとレールが分かれた。
初めての列車交換可能駅だ。
島式ホームにツツジが咲く。柱にはホーロー製の駅名標が見える。おそらく国鉄時代から残るものだろう。
北河内に着く。1960(昭和35)年の開業当時からある駅で、今では線内唯一の列車交換可能駅だ。そういう駅だけど、当初から旅客のみを扱う駅だった。その割に構内は意外と広い。
で、上り列車が2両でやってきた。羨ましい。車両は緑のこもれび号と黄色のきらめき号だ。
国鉄時代からある北河内の駅舎。小ぢんまりしたかわいらしい駅舎だ。向こうに見える駅前は広そうだ。
庭園もある。駅によくあるミニ庭園レベルではない。
岩日線開業50周年と錦川鉄道開業25周年の碑が立つ。転轍機標識も立つ。
駅名標。
駅とホームは構内踏切で結ばれている。
ホームは短いけど、有効長は眺め。
錦川が現れた。
何やら徐行している。左手をご覧下さいと言うのでそちらを見ると清流の滝と呼ばれる細い滝が白い糸を垂らしている。ピンボケ、すみません。
そして、椋野に着く。駅前には桜の木が並び、ここでもホームにツツジが咲いていた。
目の前には錦川が流れる。椋野橋が架かる。
駅の掲示板にはたくさんの案内、ポスターが貼られているが、一番目立っていたのが翌日行われる「錦帯橋まつり」のポスターであった。ずいぶん行っていないなぁ。
列車が出てすぐ左手に見えるのは河内神社。
ようやく錦川に沿うように走る。
再び徐行するとかじかの滝が見えてきた。いくら徐行といっても一瞬の出来事だ。
橋が見えてきた。
南桑に着く。
岩国方面をのぞむ。右は山が迫り、左は錦川と狭い平地をなんとか確保して作ったような駅だ。先ほどの椋野と同じような構造になっている。
集落は対岸にあり、駅とはこの立派な南桑橋で繋がっている。
駅舎ではなく、自転車置き場のようだ。
この階段を下りて駅の下をくぐって橋から対岸へ出る形だ。これは階段だけなので自転車では下りられない。自転車は青い手すりのある道を通っていくのだろうか。
これで川西からおよそ3分の2ほどまで来た。次は錦町まで行きます(多分)。今回はこんなところで。
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