岡山小回り その28(最終回)
児島で降りる。四国へ渡るにはそうしなければならないけど、それだけではない。

駅名標をあらためて見てみると「JEANS STATION」なんですね。

岡山行きの特急「南風22号・うずしお22号」はお盆仕様で5+3の8両の長大編成になっている。さすがにこれだけつないでいると壮観だ。昔は12両や13両が当たり前だったんですけど。

次に乗るのは快速「マリンライナー53号」なので、あと5分で出る。時計が18時31分を指しているので。

児島駅。ここも木見駅と同じ1988(昭和62)年3月20日に開業した。そして、4月10日に瀬戸大橋が開通し、宇多津と結ばれて今日に至っている。

駅前にはジーンズがまるで暖簾のように吊るされている。

コンコースもジーンズでいっぱいだ。左奥にジーンズの写真があるけど、あれは全体がコインロッカーだ。

倉敷は昔から紡績が盛んでジーンズもその技術が活かされている。美観地区にクラボウ(倉敷紡績)という会社の元工場があった。この看板の向こうにもジーンズ。左手に見えるジュースの自動販売機もジーンズ柄だ。

ジーンズ地の観光案内所。

壁にジーンズ。

階段もジーンズ。

KOJIMA BLUE

ホームに戻って児島湾をのぞむ。

これはマリンライナー54号。すぐやってくる53号に乗る。
これがそう。

下津井トンネルを抜けると瀬戸内海に出る。

櫃石島通過。

もう番の州の工場群が見えてきた。

讃岐富士の飯野山を見ながら坂出へ。

一気に飛んで高松に着くと、駅前に屋台が何軒か出ていた。この日は地元の高松まつりの最終日で、総踊りが行われてフィナーレとなる。それを横目に家路へと急ぐ。

ちょうど高徳線のホームには朱色のキハ47の2両編成が停まっている。この2両だけ復刻塗装になっていて、たまに定期列車から外れてイベントに駆り出されたりする。点検の関係でときどき片方がJR四国色の車両と組むこともあるけど、そうでなければこの2両で運行される。だから、ファンにはたまらない。
で、最後はこれで締めます。
長々と続いていた岡山行きもこれにて終了です。観光をし、鉄分補給にもなった一日旅はなかなか充実したものでした。今回はこんなところで。
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