奥出雲へ行ってきた その7
12時を過ぎたのでどこかで食事を摂ろうと思う。で、蕎麦屋を調べる。この辺は蕎麦を食べるには事欠かない。
で、訪れたのが木次線の次の駅、亀嵩だ。が、駅前の駐車場に停まっている車が少ない。
「えらい空いとるな」
「この時間でこれはないだろう」
悲しいかな、駅舎へ行ってみると本日休業の文字が。木次線に乗ると必ずここの蕎麦を食べている。本数が少ないので降りるわけにはいかず、いつも事前に電話で予約をしてホームの立ち売りで買っている。今回は初めて店で食べられると思っていただけに残念だ。
せっかく来たので駅を撮影することにした。この駅も八川、出雲横田と同じ時に開業している。開業時は相対式ホーム2つの2面2線の構造だったけど、今はレールが外され、1面1線の停留所となっている。この駅が知られるようになったのは蕎麦もだけど、松本清張の小説「砂の器」の舞台になったからだ。写真に写る顔出しパネルは同小説に登場する亀嵩派出所の巡査のようだ。あと、和泉式部の終焉の地と伝えられている。
駅前の庭。
駅舎内の様子。観光チラシやノートが置かれてある。改札の上には地元の子が描いた絵が飾られている。
蕎麦屋「扇屋」の看板。
亀嵩名物手打そば「扇屋」
出札口。
亀嵩駅時刻表。八川よりはましな本数。せめてこのくらいの本数があればありがたい。でも、下り7本、上り10本と大きく偏りがある。なぜこのようなダイヤになっているのだろう。
改札口。
ホームに出て駅舎を撮る。いつも列車ばかりなので、この景色しか見ていない。
国鉄時代の駅名標。この青地のものは八川にもあったけど、木次線には多く残っている。
現在の駅名標。
木次方面。かつては2面2線であったことが分かる。線路があったスペースはなんとなく分かるけど、ホームはその向こうに見えるそれっぽいのがそうなのだろうか?
備後落合方面。
亀嵩温泉玉峰山荘。行ってみたくなる温泉だ。
さて、どこで蕎麦を食べようか?今回はこんなところで。
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