雪とローカル鉄道 その12(長野電鉄 湯田中~長野)

それでは長野に戻ろう。8時39分湯田中発。

席に座らずに車両の一番後ろに陣取る。

雪がないのは轍だけ。

リンゴ畑もごらんのとおり。でも、青空が見える。

次の上条にて。いかに雪が深いかがよく分かる画像。

そういえば、今年の大雪で青森では雪の重みでリンゴの木が折れたというニュースが流れていたけど、この雪は大丈夫なのだろうか。

駅の感じもいいけど、駅名標の向こうに見える多加枝という居酒屋が気になる。

夜間瀬川を渡る。

信濃竹原に着いてドアが開くと…除雪がされていない。駅名も読めない。

そんな信濃竹原は木造の趣きのある駅だ。

中野松川も昭和な駅だ。いいですね。

信州中野で下り列車と交換。我が列車は長野への直通列車なので4番線に入る。ここで7分停車する。

2番線には区間列車が停まっている。

見えていた車両は最古参の8500系でした。結局、上下とも3000系だけの乗車となった。

湯田中と比べても雪がだいぶ少なくなっているのが分かる。

薄日が優しく雪を照らす。

雪原と樹雪。

三角屋根がかわいらしい桜沢。

島式ホームのこの駅は構内踏切で駅舎と結ばれているが、ホームと駅舎の間にはこんな車両がある。バラスト運搬車と思われる。

ここでも8500系とすれ違う。


栗が有名な小布施(おぶせ)にはかつて長野電鉄で活躍していた特急車両2000系が編成まるごと保存されている。

小布施のホームには何やらオブジェがある。

そこへ昨日乗る予定だった特急「ゆけむり」の1000系が入ってくる。小田急電鉄の元10000系だ。

松川。


少し行くと電車と車庫が現れた。

9時22分、須坂に着く。相対式ホーム1つ、島式ホーム2つの3面5線のホームを持ち、車両工場もある大きな駅だ。

須坂を出ると2023(令和5)年1月から休車扱いとなっている3500系が留置されていた。

成田エクスプレスで使われていた元JR東日本の253系特急の特急「スノーモンキー」用の車両の2100系。

村山の構内踏切と古めかしい駅舎。

百々川。「ももがわ」ではなく、「どどがわ」と読む。ごめん、読めない。

千曲川。こんな山の中なのに川幅が広い

柳原。ここでもやって来たのは8500系。

雪かきごくろうさまです、ありがとうございます。

朝陽もいい。

朝陽から複線になる。

北陸新幹線と交わる。

桐原。長野近郊にもまだこんな駅がある。

本郷から地下にもぐる。

9時48分に長野着く。真ん中の2番線に特急「スノーモンキー」が停まっている。こちらは個室があるから「ゆけむり」ともども乗ってみたい。右の3番線に見えるのは乗ってきた普通列車。左端の1番線にも3000系がほんのちょっと見えている。すべてののりばが埋まっている姿は壮観だ。
長野電鉄の旅はこれで終わり。つづいては再びJRに乗って先へ進む。今回はこんなところで。
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