雪とローカル鉄道 その25(奈良井駅)

これからここで1日近くお世話になる。
奈良井は1909(明治42)年に中央東線が塩尻から奈良井に延伸時に開業し、終着駅となるところから始まる。翌年には藪原まで延伸されて途中駅となる。なお、当初から荷物も貨物も取り扱う一般駅であった。さらに1911(明治44)年には中央本線と改称されている。島式1、相対式1の2面3線のホームを持つ。

奈良井といえば、奈良井宿。これだけのために訪れたのだが、列車に乗っていた人のほとんどがここで降りた。しかも、インバウンドの人のほうが多いというね。

松本方面。

名古屋方面。雪と青空のコントラストがいいですね。

これは松本方面を跨線橋から。1番線の左のスペースと駐車場になっているところはもともと側線があったのだろうか。開業時、終着駅だったことを考えるとそれはあながち間違っていないかもしれない。

同じく名古屋方面。ホームの長さの割に有効長が長い。貨物列車の待避があるのだろう。
乗ってきた列車を見送る。
特急「しなの」が後を追う。
下り列車もやって来る。と、到着から10分ほどの間はちょっとした賑わいを見せた。

上下ともにぽつぽつと空白の時間がある。

この季節に鳥居峠を越えようとは思わないけど、奈良井宿は満喫したい。

鉄道が好きな人たちにとっては常識なのだろうけど、JR東海の駅で最も高いところにあるというのは、これを見て初めて知った。

駅舎内の様子。

出札口があり、簡易委託ながら切符が売られている。自動券売機がないので、硬券でも扱っているのだろうか。観光案内所があるのも旅行者には嬉しい。

開業時のままの駅舎は景色、街に溶け込んでいる。

駅名扁額と燈篭。伝言板が残っている。

正面から。

足元が雪に埋もれる丸ポスト…俳句じゃないです。

奈良井宿の解説板。中山道の真ん中というのがいい。

至る所に奈良井宿。

駅前の奈良井宿の案内図。これだけの店が軒を連ねている。宿場町は誘惑だらけ。

駅前。松本方面。

同じく名古屋方面。これからこの先へ行きます。
そろそろ街道を歩いてみよう。今回はこんなところで。







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