とくしまマルシェ
「いのたに」を出て、徳島駅に戻るのだが、列車の発車までまだ1時間ほどある。というわけで、先ほどチラッと見かけた何やらやっているところへ寄ってみる。
「とくしまマルシェ」という2012(平成24)年から始まったイベントで、毎月最終日曜日に行われている。エリアごとに販売しているものが決まっているようだ。今月のメインはアイスグランプリ。今日は暑いからちょうどいい。今回の徳島行きはこれに合わせて来たわけではなく、まったくの偶然だった。
ちなみに讃岐でも毎月第3日曜日にサンポート高松で「さぬきマルシェ」が行われていて、ときどき見に行くが、こういうのは見ているだけで楽しくなる。
阿波銀行本店の前にはアクセサリーを売る店が並ぶ。
東新町商店街に入ると花屋さんが出迎えてくれる。
ここでもアクセサリー類が売られている。ちょっとした休憩スペースがあるのも嬉しい。
パンや洋菓子も売られている。全体にゆったりしていて、ごちゃごちゃしていないのがいい。
ろくえもん通りまで店は続き、ここから東へ向かう。すると、新町川に出た。テントが並ぶ。
ここにも川沿いに様々な店があり、見ていて飽きない。ここでは野菜や果物の直売やパンの店が多かった。
ちょっと分かりにくいけど、新町橋のたもとではかき氷やジェラートのキッチンカーに行列ができていた。この辺でアイスグランプリをやっているのかもしれない。今日は暑いからちょうどいい。
そばにあるステージではおじさんバンド(失礼)による歌が披露されていた。この2枚が縦画像なのはスマホの縦動画から切り取ったから。
本当はこのまま新町橋を渡って駅へ戻れば、30分ほど前に着くので列車を待つのにちょうどよかったのだけど、無性にビールが飲みたくなったので川の反対側の店ものぞいてみようと思う。これはふれあい橋。
阿波踊りの連がスタンバイしている。演舞があるのだろう。
分かりにくいけど、両国橋。
橋の親柱には阿波踊りの男踊りのオブジェが立つ。
あらためて新町川。マルシェのテントがたくさん並んでいるのがよく分かる。右に見える桟橋は「ひょうたん島クルーズ」の発着場だ。新町川と助任川(すけとうがわ)に囲まれた中州がひょうたんのように見えることから「ひょうたん島」と呼ばれ、それを一周するクルーズ船や水上タクシーが運航されている。徳島は地図を見ると巨大な吉野川だけではなく、大小の川が市内を縦横に流れている。水都と呼ばれる所以だ。
このエリアは飲食店が多く、お昼時でもあったので昼食を買い求める人がけっこういた。お世話になってのは鳴門のドイツ料理店「ズッファ プロースト」というお店。
で、ビールを見つけました。地ビールでもあればと思ったけど、それは見つけられず、ドイツビールというのが目に飛び込んできたのでそれにした。第一次世界大戦後にドイツ人捕虜を収容したの都市のひとつが鳴門だったこともあり、鳴門とドイツは何かと縁が深い。ビールはLとMがあり、Lを選んだ。
お行儀が悪いけど、ビールを片手に最後のエリアを見ながら駅へ急いだ。エルディンガービールはドイツでも人気のビールで私は初めて飲む。すっきりして飲みやすかった。しかも、この暑さであっという間になくなった。
駅には発車15分前。予定の列車にも希望の席にも座ることでき、無事帰ることができた。
朝から高徳線から鳴門線に乗り、うどんを食べて、眉山に上って、ラーメンを食べて、マルシェにも出会えて…半日で中身の濃いミニ旅行になりました。
今回はこんなところで。
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