アストラムラインに乗ってきた その2(本通~祇園新橋北)

左の路盤と合流するのが見えると思うが、2番線からの発車なので1番線のほうへと転線する。右下に見える一番左の大きなメーターはスピードメーターなのだが、目盛りのところに見える赤い丸は次の駅までの間に設定されている最高速度である。それによるとこの区間は時速30キロとなっている。

無灯火かと思うくらい暗い。

地上では広島そごうやエディオン本店がある紙屋町交差点を過ぎて県庁前に着く。列車を待つ人が大勢いる。

広島城の三の丸の下を斜めに通って、内堀に沿う国道54号の下を走って城北に着く。

JR山陽本線と接続する新白島。地下区間はここまでなので、向こうに外の光が見えている。

地上に出るや山陽本線をくぐる。

右に上り線が見える。眼下の道路は国道54号。

白島。地上に出ても駅の造りは共通化されているので、どの駅を見ても同じ。

白島を出ると右手に安田女子中高が見える。

左手に旧太田川が見えてきた。

牛田に着く。

牛田を発車。運転士のノッチさばき。この車両の運転席は左側ではなく、右側にある。まるで自動車だ。

不動院前。近くに室町時代、足利尊氏、直義兄弟が諸国に設けた安国寺利生塔の一つである安国寺不動院というお寺がある。このお寺は安芸国守護の武田氏の菩提寺にもなったが、戦国時代に伽藍を焼失、武田氏も滅亡するなど荒廃した。のちに毛利氏の政治、外交における顧問的な立場となる安国寺恵瓊(えけい)により再興、毛利氏転封後、江戸時代には福島正則、正則の改易後は浅野氏の保護を受けている。そういうお寺が広島の街中ではなく、こういう郊外にあるのが意外だ。

この先、アストラムラインも国道54号も大きくカーブしている。

右手の小高い丘の上に建つ大きな建物は比治山大学だ。比治山とは広島市の中心部に鎮座する71メートルの山で、広島電鉄の市内線の5号線などがその横を通っている。もともと比治山の近くにあった女学校が前身で、短期大学となり、1994(平成6)年に移転、女子大も開学(のちに男女共学)している。広域公園といい、これもアストラムラインの開業に合わせたのだろうか?

けっこう車体を傾けて西へ方向を変える。

太田川を渡る。左の山は先ほど書いた武田氏の拠点となった銀山(かなやま)城址のある武田山。並走する国道54号は祇園新橋を渡っているのだが、アストラムラインも同じ橋の名前なのだろうか?

初めての列車交換。

今度は右にカーブして再び北へ向く。

祇園新橋北に着く。祇園とは雅な地名だが、これは近くにある旧祇園社、今の安神社に由来する。
ここで約3分の1まで来たので、今回はこんなところで。







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