久留里線の旅 その23(上総亀山を歩く②)

川俣大橋から西へ向かう。道は緩やかな下り坂になっている。周辺には大きな家が多い。

ここにもアジサイが咲いている。

坂を下りるとそこは亀山湖畔公園であった。川俣地区とあるように、亀山湖畔公園は他の地区にも見られ、全部で5つある。右に見えている道路は…

亀山ダムの上を走っている。


亀山ダム。駅から歩いて15分程度の距離にある。35年前に計画を立てて来ようとしたのはここであった。今さらながら来ればよかったと思う近さだ。
ところで、どうやって亀山ダムを知ったのか。当時、JTBは「タビダス」という全国の観光名所、山や川、神社仏閣、郷土料理、宿などを網羅した辞書並みの厚さの書籍を年に1回発行していた。5年くらい発刊があったと思われるが、知らないうちに見かけなくなった。1991(平成3)年か1992(平成4)年に一度買った。それは完乗旅もいいけど、乗り換えなどでちょっと時間ができたら近くにある観光地を回ってみようと思ったのが理由だった。今は電子書籍、かつては書籍として発行されていた現代用語辞典「イミダス」があり、それの旅行版というノリで名付けたのだろうと当時は思ったものだ。そんな「タビダス」、ネットで調べてみたけど、あまりに古すぎるし、20年ほど前には廃刊になっていると思われる書籍なので、言及したサイトはヒットしなかった。言及ではないけど、Amazonで古本として出されていて、初めて発行された1989(平成元)年版が税込み35,180円で販売されていた。40年近く前の書籍だから高い。
本題に戻ります。

近くには顔はめパネルがある。

亀山ダムは1981(昭和56)年、小櫃川を堰き止めて造られた千葉県初、かつ最大の多目的ダムだ。今年45周年を迎える。

亀山湖観光案内。

亀山やすらぎ館。観光案内や地元野菜やお土産の販売、レストランがある。

手前に貼られているのは観光案内と

亀山に関するQ&Aが並んでいる。では、店内をのぞいてみよう。

お店自体は16時までだけど、レストランは15時まで。時計は15時を回っているので、もう営業は終了している。近くには飲食店がないのでまた欠食になる。

上総エリアのパンフレットがたくさん置かれている。

ダムカレーの食品サンプルとソフトクリームの看板。黄色いボードはメニュー。これはちゃんと見ていないし、撮っていないので何が提供されているのかは分からない。ダムカレー食べたかったなぁ。

土産物売り場。

レストラン。ダムを見ながら食事ができる。

レジ横には亀山湖の写真や有名人の色紙がずらり。中をのぞいただけでやすらぎ館を出て、次の目的地へ向かう。

亀山ダム建設の碑。

亀山湖。

ダムの上から亀山湖。広いですね。

反対側に移ってダムから小櫃川を見る。放流すれば、迫力があるんだろうな。

ダム正面から小櫃川をのぞむ。

ダムの上を歩き終えて、さらに西へ向かう。ダムの手前とは一転、上りになる。

坂を上ったところに亀山ダムと片倉ダムの管理事務所がある。片倉ダムとは亀山湖にそそぐ笹川を南に数キロ下りたところにある笹川湖を堰き止めて造ったダムだ。でも、地図を見るとその近くに片倉ダム管理事務所がある。それなのに、ここにもあるんだ。

少し行くと小さな池が現れる。釣り堀だ。

この奥にあるのが亀山温泉ホテル。

自噴温泉、源泉かけ流し、湖畔展望…いいじゃないですか。チョコレート色?どんな風呂だ?興味が尽きない。

外観は古き佳きホテルといった感じ。

が、残酷なお知らせが。中に入ってフロントで聞いてみると、本日の日帰り入浴は15時に終了しましたとのこと。ホテルに入ったのが15時20分、わずかに遅かった。平日は18時半まで開放しているが、土日祝日はそうらしい。今日から夏休み、私が出入りする間にも何台かの車が入ってきた。夏休みでなくても週末の15時以降は宿が忙しくなる時間帯だから致し方ない。

フロントの人にこの近くで他に日帰り入浴をやっている宿はないかと尋ねると、釣り堀の向こうにあるペンションを教えてくれる。で、行ってみたら週末はそもそも日帰り入浴をやっていないとの張り紙があり撃沈。
往生際の悪い私は自販機で飲み物を買って一休みしながらスマホで調べてみる。すると、少し離れるがもう1軒あることが分かったので、電話をかけてみる。上の写真の右端に見える道をさらに数百メートル行くとある湖水亭嵯我和(さがわ)なのだが、ここも週末の日帰り入浴は受けていないと言われて、それで諦めた。この時点で15時半、列車の発車までまだ2時間弱もある。でも、もし他に温泉があっても、駅から遠ざかるばかりなので、戻ってくるのが大変だ。歩く距離が長くなる分、駅に着く頃にはまた汗だくになっているに違いない。2時間弱なら入浴と食事を摂るのにはちょうどいい時間だが、何もすることがなくなってしまったので、ちょっと辛い。足取りも重く、駅へ戻るのであった。
もし、列車から降りて一目散にこちらに向かっていたら昼食が食べられ、温泉にも入れたであろう。観光、食事、温泉と3つもやることがあって、できたのは”24時間営業”のダムの見学だけだった。これはひとえに私の確認不足である。こんな惨状なのに記事にしたのはルートの案内と注意喚起をしたかったからだ。亀山を訪れる皆さまにおかれましては、私のようにならないようくれぐれもお気を付けくださいませ。
今回はこんなところで。







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