むろととうずしお その10(特急うずしお・徳島ー高松)

特急「むろと2号」から特急「うずしお6号」に乗り換えて岡山へ。2700系の3両編成だ。5分接続だったけど、指定席が取れているので安心だ。「うずしお」では並びが取れた。座るとすぐ発車。新型車両、さすがに加速がいい。この「うずしお」もカメラの補助で動画の切り抜き画像が入ります。
慌ただしかったし、混雑していたので車内の撮影はしなかった。席は進行方向の左側の席なので、海は瀬戸大橋までお預けだ。

佐古で徳島線と分岐。ちょうど阿波池田発徳島行きの普通列車が入ってくるところだった。この画像はgoproの固定カメラで撮った動画の切り抜き画像。ここは右にカーブしていて、車体もそれに合わせて右に傾く。その分、画像の空が占める面積が広くなっている。それだけ傾けて走っているということだ。

鮎喰川を渡り、

つづいて吉野川を渡る。ちょっと風があるようだ。

正面に見えるのはこの後通る、香川県との県境に横たわる阿讃山脈。

旧吉野川。

蓮根畑を過ぎると池谷着。ここで鳴門からの普通列車と接続している。

向こうに見える山々は阿讃山脈の南に連なる四国山地。この間を吉野川が横たわっている。

広い構内の板野に着く。画像にはないけど、高松発徳島行き普通列車とここで行き違う。大坂峠を越えたものとこれから挑むものの離合だ。

板野を出ると間もなく上り始め、どんどん標高を上げていく。家屋も道路も見下ろす。この道路は板野から大阪峠を経て引田へ至る徳島・香川県道1号で昔から讃岐街道と言われる道の一部だ。少し行くと阿波大宮を通過する。

さらに少し行ったところからいよいよ大阪峠に入り、トンネルが連続する。これが最初のトンネルであり、県境の大坂山トンネルである。ここから11個のトンネルをくぐって峠を下りる。

およそ2分でトンネル群を抜けて開けたところに出る。さすがは強力エンジンを積んだ振り子式車両だけのことはある。あっという間だった。讃岐相生から引田にかけては馬宿川(うまやどがわ)の扇状地でわずかながら平地が広がる。

その馬宿川を渡ってすぐの引田は珍しく通過する。

三本松では下りの特急「うずしお5号」と交換する。

鶴羽の手前から海が見える区間を通るのだけど、反対側なので見られず。そうこうするうちに讃岐津田を通過して、向こうに雨滝山が見えてくる。

三本松以来久しぶりの停車駅となる志度に着く。といっても、この間わずか15分。

屋島で特急「うずしお7号」と交換して発車すると3つの川を渡っていく。まず新川。

つづいて春日川。

最後に詰田川。

ことでん長尾線と交わり、

御坊川を渡って栗林に着く。

栗林を出ると今度はことでん琴平線を跨ぎ、

栗林公園を左に見て、

9時31分、高松に着く。隣の2700系は9時21分に到着した特急「しまんと4号」で、回送待ちとなっている。つづきは次回。今回はこんなところで。
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