はじめての相撲観戦 その3
この相撲観戦は7日目、今日はもう14日目。遅くなってすみません。
等身大パネルに気を取られて、この板番付には気付かなかった。
1990(平成2)年の九州場所の番付だ。34年前のもので、横綱が東北勝海、西旭富士、東張出千代の富士、西張出大乃国の4人、大関は東霧島、西小錦、関脇は東寺尾、西琴錦、小結は東栃乃和歌、西逆鉾という錚々たるメンバーが名を連ねている。張出があるのが時代を感じさせていい。今は役力士が3人以上になっても絶対張出にはしないからなおさら貴重だ。
仕入れの前にミーハーなことをしました。
この手前にいる人たちは同じ目的でここにいる。
たまたま八角理事長が通りかかった。
かつてはNHKの相撲解説、今は相撲記者クラブの会友である杉山邦博氏。御年94歳。杖をついてはいるけどお元気そうだ。私が相撲を見始めた頃はこの杉山氏と北出清五郎氏、向坂松彦氏の3人の実況が有名だった。これに解説は玉ノ海、神風というのが定番だった。
今日40歳になる玉鷲。こちらも元気。
元大関正代。熊本出身だけに声援がものすごい。彼に限らず九州出身力士が通ると一段と盛り上げる。
大関琴櫻。さすがは大関、風格がある。
他にも通りかかった力士はみんな撮ったけど、キリがないし、相撲を見ないのは本末転倒だ。入り待ちを切り上げて買い出しに出る。専用の出口で手の甲にハンコを捺してもらうと、外へ出ても再入場ができる。
大勢の人が食事を楽しんでいる。
たくさんのキッチンカーが並ぶ。
アプリに登録すれば、席まで運んでくれるので利用してもよかったけど、雰囲気を楽しみたかったので外に出ました。
会場から博多港が近く、博多ポートタワーが見える。手前で座っている人は飲食を楽しむ人。奥で立っている人は力士の入り待ち。みんながそれぞれの楽しみ方をしている。目黒君は左の店で塩焼きそばを買っていた。
私はここで塩タン、牛カルビ、豚バラを買いました。あと、売店で缶ビール2本も買って観戦再開。
会場に戻ると十両の半分が終わっていた。席を外しすぎだ。15時を過ぎたところだけど、もうこんなに入っている。
ビールとともに。
幕内土俵入り。奇数日なのでまず東方力士。
つづいて西方。
中入り後に掲げられた満員御礼の垂れ幕。今年は全90日で満員御礼となった。これは28年ぶりのことだという。28年前というと曙貴時代だ。喜ばしい限りです。
ちょっと分かりにくいけど、今日の幕内の正面解説は元貴景勝の湊川さんだった。さっきまで通路でジャンパー姿で立っていたけど、スーツに着替えて今度は解説のお仕事です。
新大関大の里。安定感抜群。
大関豊昇龍。この日は阿炎のもろ手突きからのはたきにバッタリ。
結びは大関琴櫻。対戦相手は熱海富士。
弓取り式は琴翼。
ポートタワーがライトアップされてきれい。
会場を出ると満月が。
呼び出しが櫓に上って打ち出し太鼓を鳴らす。
バスの臨時便が多数出ると聞いていたけど長蛇の列。これは待っていられないので博多駅まで歩くことにした。ゆっくり歩いて40分くらいだった。
それにしても、三段目から見て段が上がるにつれて迫力、圧力が上がっていくのが分かった。それに伴って相撲内容もがぜん面白くなっていった。機会があればまた見に行きたいと思う。
今回はこんなところで。
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