久留里線の旅 その16(生きた水 久留里 酒ミュージアム)

元々はJAの倉庫だった、この石造りの建物は何かというと…

美味しそうな幟がいくつも立っている。

生きた水 久留里 酒ミュージアムでした。これは入らない手はない。

お水が美味しいから飲めるのはお酒だけではないようだ。

久留里観光案内所の中にある。

中に入るとレジカウンターがあり、その上には酒樽がずらり。

店内の様子。四方八方お酒に囲まれている。久留里を中心としたパンフレット類がたくさん置いてあったけど、こうしてみると酒ミュージアムの中に観光案内所が併設されているのかなと思ってしまう。

入って正面にパンフレットが置かれてある。

その隣にはお酒コーナー。試飲できる銘柄が買えるようだ。どれにしようかな?
予習が足りなかったせいで、この酒ミュージアムは久留里に来るまで知らなかった。なので、駅周辺にある酒蔵のどこかに入って、もしくは複数入って土産のお酒を買うつもりでいた。で、祭りを見ながらここを見つけて入ったのが12時40分頃。試飲があるから味見はできるのだが、それから酒蔵を巡っていては次の列車が気になって落ち着かなくなりそう。でも、試飲ができて、購入もできるのなら、ここですべて完結できる。もちろん、酒蔵を巡りたい気持ちはあるけど、時間のない私みたいな人にとってはありがたいことである。何より駅前なのがいい。

こちらは映像で久留里の魅力を伝えている。切れているけど、名水百選の認定書がある。


君津の宮崎酒造。小櫃駅から西へ行ったところにある。ホームページを見ると峯の精ブランドだけのようだけど、銘柄を絞ってということなのだろうか。


和蔵酒造は富津市にあり、鹿野山と聖泉と竹岡などがメイン。


小泉酒造。紫紺や東魁盛の他に千葉らしく八犬伝という銘柄もあり、焼酎やリキュールも作っている。小泉酒造も富津市の酒蔵なのだが、「南総里見八犬伝」の舞台は南総の通り、房総半島の南、国名でいうと上総ではなく、安房にあたるから、このネーミングは…まぁいいじゃないですか。

書が並ぶ。中央のモニターには地元にゆかりの芸能人が映し出されたりする。

ロゴの入った手ぬぐいが販売されている。

画もある。これは象だろうか。

振り返っても書が並ぶ。

これらは幕田魁心という書家が書いたものだ。

力強い筆致だ。この字の良さは分からないけど、躍動感があるなと思った。

ここにも雨城楊枝が展示されている。

いろいろな装飾が施されており、見ていて楽しい。

君津の名所番付?番付はなさそう。修学旅行のお土産などで売っていそう。

名所一覧の隣、モニターの下に試飲コーナーがある。1回200円、もしくは3回600円プラス上総の天然水付きでこれらのお酒が飲むことができる。レジで交換したコインを入れてボタンを押すとお猪口に定量注がれる仕組み。

テーブルにはここに入っているお酒と試飲の人気ランキングが載せられている。ひと通り見て回ったら試飲します。入り口の立て看板には富津2蔵を加えて上総8蔵がるとなっているが、この酒蔵紹介でも実際に写真に撮ったものを見ても7蔵しかない。私が気付かなかったのだろうか。


須藤本家。駅の少し北にあるので歩いて行けるけど、今回はごめんなさい。郷の誉を中心に霞山(かざん)や花あわせなどがある。


君津の森酒造。久留里のお酒だけど駅から数キロ離れている。ここも焼酎やリキュールを製造している。ブランドは飛鶴だけか?それが何種類もある。


駅チカの藤平(とうへい)酒造。ここも福祝ばかり20以上はある。名前からして縁起がよさそう。


吉崎酒造。ここも駅から近い。吉寿を中心に他に月華があるが、変わったところではふしぎな青酒という竹に入ったお酒がある。あと焼酎も作られている。

と、7つの酒蔵を見たところで、試飲に入ろうと思う。こんな感じでお猪口が3つと久留里の天然水が付いてくる。右のコインでお酒を入れる。お猪口の文字も幕田魁心によるものだ。お水の本来の用途はチェーサーなのだろうけど、これだけ暑いと普通に水分補給の水としても役に立つ。
まずは人気2位の藤平酒造の福祝の純米吟醸。香りは控えめでキリっと辛口だ。
つづいて人気1位の宮崎酒造の峯の精ぎんから。こちらは香りはやわらかで、お酒の感じがしない。そして何より飲みやすい。これは1979(昭和54)年の東京サミットのときに出されたお酒だそうだ。我が郷土が生んだ宰相・大平正芳のときのサミットだ。
最後に7位の森酒造の飛鶴の純米吟醸。香りは木の香りに近い。後味が残る辛口だ。1位、2位と飲んできたのになぜ7位なのかというと3~6位のお酒が酒蔵が被っていたのと昨夜木更津で飲んだ銘柄があったので、それらを避けたためだ。
どれもそれぞれに特徴があって美味しかった。で、店を出る際に買ったのは列車が出る30分前であった。試飲でゆっくりし過ぎたのかもしれない。そうなると、ここで試飲から購入まで済ませておいてよかったと思う。で、買ったのは…

で、選んだのは2位の藤平酒造の福祝純米吟醸であった。1位のぎんからに大いに惹かれたのだが、720mlではなく、500mlと少々物足りなかったのでこれにした。
この残り時間で酒蔵えぐりや街並み散策はできないだろう。せいぜい駅までの道の散策くらいだろうか。今回はこんなところで。







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