久留里線の旅 その3(横田~小櫃)

時間が来たので列車に乗り込む。

横田を出る

構内踏切の独特な警報音に見送られながら6時48分発。

田園風景

沿線は一面の田んぼ。

左右が田んぼ

正面を向くと左右が田んぼ。まるで緑のじゅうたんを行くようだ。

東横田駅

東横田に着く。ここも棒線駅で、1937(昭和12)年開業の駅だけど、戦後の1947(昭和22)年に利用客が少ないという理由で営業休止の憂き目に遭う。それでも1958(昭和33)年に営業を再開している。東横田は屋根のない待合室を持つ駅だけど、かつては貨車駅舎であった。余剰となった車掌車を駅舎として使用していたけど、20年ほど前に撤去されて現在の姿になった。

田園風景

駅を出ると田園風景が続く。早い田んぼではまだ青いながらも穂が垂れている稲もある。

第4種踏切

時折り警笛がなるのが気になったので、よく見てみると第4種踏切を横切る度に鳴らしていた。大事なことです。

馬来田駅

そして、駅舎が見えてきて馬来田(まくた)に着く。駅舎は一段低いところにある。

馬来田駅

こちらにカメラを向けている人もいる。同業者かな?

馬来田駅廃ホーム

上りホームは使われておらず、レールも外されている。昔はここでも列車交換が行われていたんですね。

馬来田駅引き込み線

引き込み線が見える。主要駅だったことが分かる。没落した旧家のような趣きだ。

少し高いところを走る

木更津から東に向いて走ってきたが、東横田を出て徐々に向きを変え、ここからは南に向いて走る。馬来田を出ると高いところを走っているのがよく分かる。そして、徐々に下りていく。

圏央道をくぐる

圏央道をくぐる。

下郡駅

山と田んぼに挟まれた下郡に着く。奥の待合室より手前のトイレのほうが堅牢な造りをしている。ここで3人降りていった。この駅は先ほどの東横田同様、戦後の1947(昭和22)年に休止となったが、こちらはひと足早い1956(昭和31)年に再開して現在に至っている。

車内に貼ってあった「久留里線お出かけスポット」によると下郡駅は船塚山からの眺めが紹介されていた。でも、駅から2キロ離れている上に山登りになるので1時間近くかかるだろう。今の季節は危険そうなので立ち寄るリストからは外れてしまった。

国道410号と並走

並走するのは国道410号。田んぼの向こうは低い稜線がいつまでも続く。一緒に走っている車の速度のほうが若干速い。久留里線の最高速度は時速65キロとなっているんですがね。

上総山本駅跡

木更津起点16.6キロ地点、この辺りに上総山本駅があった。1947(昭和22)年に休止となった駅のひとつで、他の2駅とは異なり、1956(昭和31)年にそのまま廃止となっている。調査したした人のサイトによると今や跡形もないらしい。なので、こうして見ても分かるはずがない。帰り道で分かるかな?

クボタ君津営業所

この沿線には見られなかった広い敷地に大きな倉庫。農機具メーカーのクボタの君津営業所だった。これだけ広大な田んぼがあれば営業所の規模だって大きくなるのは自然なことだ。

県道24号

さっきから道路が上を跨いでいたけど、ここではこちらが跨いでいる。

小櫃駅

小櫃に着く。小ぢんまりとした駅舎でかわいらしい。駅名は小櫃川に因む。この駅の前後は路線の付け替えが行われていて、国有化とともに為された改軌をしたときのようだ。

廃ホーム

小櫃で気になるのはこちらのスペース。PC枕木がたくさん積まれている。貨物も取り扱っていたというからそのスペースか?かつては行き違いができて相対式ホームがあった。が、今はホームもレールも見当たらない。

C12静態保存

小櫃を出てすぐ右に見える小櫃公民館の敷地内…左の木の中にC12が静態保存されている。予備知識を入れて来なかったので、このことは知らなかった。お恥ずかしい。

もう少し進めるかなと思ったけど、そうもいかない。今回はこんなところで。