久留里線の旅 その6(上総亀山~久留里)
ここからは気になる駅で降りていく。下りで終点・上総亀山までひと通り乗ってみたのはそのためだった。

7時53分発の木更津行きに乗る。どこで降りようかな。当初の予定ではこの次の8時48分発に乗る予定にしていたのだが、いきなり変更して、折り返しこの列車に乗ることにした。これは昨夜、宿で思いついた。


車内の様子。だいたい同業者のようだ。まぁ廃止まで8ヶ月ですからね。これから日を追いごとに混んでいくんだろうな。

また先頭かぶりつきです。レールが途切れている様子がよく分かる。

出発進行。指差確認、基本ですね。

上総亀山を出て最初の踏切を過ぎると下っている。そして、草むらを往く。

小櫃川に空と雲が映り込んでいる。幸か不幸か、ここは時速35キロの制限がかかっていてゆっくり走ってくれる。

名殿トンネルに入る。25パーミルの下り勾配が続く。これはかなりきつい。きれいなバラストが撒かれている。この辺が盛土流出の現場なのか?

上総松丘に着く。こうして見ると駅舎との間のスペースは元はレールが敷かれており、島式ホームだったのが分かる。下り、上りで沿線の見え方が違っている。だから、この先も新たな発見があるかもしれない。

上総松丘では行きの列車で降りた2人のうち、1人がこの列車に乗ってきた。この方に限らず私も含めてだが、みんな一日中こういう乗り方をするのだろう。
久留里線のような盲腸線だと帰りの列車は同じ風景の巻き戻しだから面白くないみたいなことを言う人もいるけど、そうではないことがこのひと駅だけでもよく分かる。

上総松丘を出ると、休耕地、耕作放棄地に大量の太陽光発電のパネルが設置されているところをしばらく走る。電気代の節約だったり、発電して余った電気を売ったりと所有者にとっては田んぼに代わる収入源なのだろうから一概にやめろとは言えないけど、山に田んぼに湖に景観が損なわれるからやめてほしい。

行きとは逆サイドの小櫃川を見る。

久留里までと比べてぐっと減ったけど、田んぼもある。行きで見た原野ばかりかと思っていたけど、そうではなかったようだ。

流れは穏やか。

草むらの間からまたクボタの看板が。google mapsによると上総農機という代理店であった。

平山に着く。

青々とした田んぼ、森、山…さっきから同じような風景が続いていますが、いいですね。

ホント、第4種踏切の多いこと。危険だけど、これがいいんです。どんどん勾配を下っているのが分かる。

段々畑を見下ろすように走る。

あのなだらかな坂のようになっている箇所は流れを緩めるためにそういう工法が採られているのだろうか。

レールが分かれる。

少し行くと左のレールが分断されている。

8時11分、久留里に着く。約1時間ぶりの再会だ。

同じように上下列車の交換がある。下り列車からはまとまって降りている。逆にこちらは乗る人が多い。

「その5」のとおり、駅前は広いロータリーがあり、主要駅らしい雰囲気だったけど、駅の背後は田んぼが広がっている。表と裏のギャップが堪らない。また、右の白い柵はスロープであり、駅舎とは構内踏切で繋がっている。が、このホームはかつては島式ホームであり、2面3線の構造であった。この旧3番線は夏草に埋もれて、そこに線路があったことが分かりにくくなっている。
3分停車して、8時14分に発車。線名にもなっている久留里だけどここでは降りず、さらに戻る。今回はこんなところで。







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